わたしは今日からお盆休みです。
今年は少ない…
高校野球ファンなので、朝から高校野球をダラダラ見るのが楽しみです。

さて今日はこの一冊。
ヒット商品の創りかた―売れてるモノ、儲かってるお店に学ぶ28のヒント (成美文庫)/宮嶋 和明
¥550
Amazon.co.jp

ヒット商品が作りたい時に、コンビニに寄ったらガツンとくるタイトルだったので
買ってしまいました。
最近コンビニに文庫がよく売られていますが、あれのいいところは
「比較できない」ところだと思います。
書店だと似たような本があるので、比較しますが、コンビニは場所の関係上
あまり量を置けないので「今の自分にぴったり!」と思うと買ってしまうのです。

肝心の内容ですが、既存のヒット商品が「なぜ売れているか」「どのような商品
設計をしているか」などが書かれている系の本です。

わたしが印象に残ったのは、「チョコレートのパッケージの色」です。
「赤いきつね」「緑のたぬき」というように、色で商品を認知させるというのは
割とよく用いられる手法です。(ただしわたしは、大手の商品力・営業力・広告力の
ある製品でないとただの自己満足になってしまい、認知度の拡大にまでは
繋がらないと思いますが…)

ただ、「赤い」「黒い」で味の違いを認識させるだけでなく、その後の販促にも
うまくつなげて行くというのは、もともとその「色」にしたというストーリーが
しっかりとしているからでしょう。

今は、「ストーリーで売る時代」と言われています。
そのストーリーは、「ひもづけていく」ものではなく「積み重ねていく」ものでは
ないかと個人的には思っています。
(わたしの上司はすぐに「ひもづけろ」って言うけど…)

他社の商品が、「ひもづけて」できた商品なのか「積み重ねて」できた商品
なのかは正直わかりませんが、消費者の心に響くのは後者ではないかな
と思うのです。